逆襲の広報PR術

• スタートアップPRではめちゃ有名らしい野澤さんの本

  【小さな会社】逆襲の広報PR術

• 上位のPRとは〜取り上げてもらうHOWまで詳しかったので、とても勉強になったし、いままでのPRのイメージとは結構変わった！

PRとは

• 総論、メディアに取り上げてもらうことは、①事業の加速、②社内モチベーションのアップなど、めっちゃバリューは高い

• 特に小さな会社の場合「信用力の欠如」は大きな事業課題になっていく。聞いたことない会社から問い合わせフォームで連絡してもほとんどすべてを無視するように会社の信用度をあげることはかなり大切。それを安価に実現しようというのが広報PR

  • 人ははじめて聞いた会社・製品はまず疑ってかかるが、3回どこかで名前を聞いた会社・製品は勝手に信頼する、という心理的なものもあり重要

• 広告と違い、第三者視点のため、信用度の向上に効きやすい。一方で伝えたい情報をコントロールできないという課題もある。

  

• ①については、自分も認知症メディアの事業やってたときに、認知症のTV番組が流れる度にリアルタイムアクセスが数万にのぼり（ふだん100-200）、サーバー落ちるみたいなくらい反響を続け、事業がグロースしていった経験もあるので、このあたりの肌感はある

• ②について、TV番組でポジティブに自分の会社が紹介されたりすると、自社に健全に誇りを持つことに繋がるし、そこまでの規模でなくとも自分の仕事が専門誌などで紹介されたりすることは社員のモチベアップに繋がる。

他読んで得た学び

メディアは常にネタを探している

• 前提、メディア側は毎日超ハード進行でやっているので、ネタを提供してくれる人に対してはとてもポジティブに思っている（つまり営業されてうざいなーというように思っていない）
• そういう意味で、メディア視点としても、業界のUpdate情報に詳しく、教えてくれる専門家に対してはむしろ積極的にネットワークを持っておきたいと思う
  • このポジションを築ければ、一方「自社製品のニュース性の低い情報しか持ってこないな」と認知されてしまうと、メディア側も関係性を大切にしようと思わない。
• アイリスは個の強い集団が組織をつくるみたいな発想もあるので、早めに僕や塩田さん、他メンバーがメディアに対してこういう印象を持ってもらえるような位置づけになるかは重要そう。僕もヘルスケア業界ニュースの発信や露出を強めていくことで第一人者の道を目指すことがよさそう。

プレスリリースの一斉配信は効果ない

• メディアは自分たちが先行して配信できるニュースを最大バリューとして考えているので、他のメディアに取り扱ったものは、基本興味が弱い。その構造を考えるとPRTimesで一斉配信のようなリリースはメディアにとりあげてもらう活動としては効力が低い